元蔵人 3代目店主の「おんぼら~と日記」
台風11号の影響で金沢が38,5度。
暑い!!
それでも、湿度がそこまで高くなかったせいか、気持ち悪い暑さではありませんでした。
北陸は湿度が高いですからね。38,5度よりも梅雨時の暑さのほうがよほど体に堪えますね。
スマホで不特定多数の方と将棋を指せるのがこんなに楽しいのかと思いながら、暇な時に指しています。
前回は雁木や右玉を紹介していましたが、私は元々四間飛車をキッカケに戦法や囲いを覚えていきました。
今回挙げている写真は藤井システムと呼ばれる戦法ですね。
四間飛車の戦法の一つで、相手が居飛車穴熊を目指す時に多用しています。
藤井システム、この名前がつけられたのは藤井猛プロが考案したシステム(戦法)ですね。
最近ニュースでよく見る藤井聡太5冠とはまた異なる方です。
ABEMAでよく将棋チャンネルを見ているのですが、藤井猛プロの解説は聴いていて面白いんですよ。
適当~というか、ゆる~い感じで聴いていて飽きない楽しい解説をされています。
対居飛車穴熊には藤井システムといったように、ようやく相手の戦法や囲いによって指し方を変えられるようになりました。
今回は相手が穴熊を諦めたので、私も高美濃囲いに組んで戦いました。
四間飛車で戦うと、やはり段位の方にもそれなりに指すことが出来ます。
多分、勝率が低いのは四間飛車以外の戦法に浮気しちゃうからですかね(笑)
しかし、将棋を指して感じることがありまして。
学生までは駒を動かしてそれなりに遊んでいただけだった将棋。
社会人になってから将棋にはまって、そこで四間飛車だけをずっと指して少しずつ勝率が上がっていきました。
そして、四間飛車ばかり使うのでいつも似たような負け方もしていました。
そこから同じ負け方をしないように、次は勝てるようにと違う戦法を試してみたり、四間飛車に工夫を凝らしたり。
今、まさにその段階にいるのかなと思います。
ただ、どれだけ強い人がいようと後発だろうと、とりあえず何か一つ武器を持てばなんとか戦えるもんだなと。
そして、それを磨いていくうちに自然と強くなっていくのかなと感じています。
将棋は、盤上では一切運が必要のない実力100%の勝負。
まぁ唯一の運要素といえば振り駒(先手後手を選ぶ)だけですね。
だからこそ、勝っても負けてもそれが自分の実力を映した鏡であるのだと思います。
夫婦対鏡ならぬ、盤上対鏡といった感じでしょうか(笑)

2020年で創業50年を迎え、3代ともに健在な金沢の酒屋。
「石川の日本酒でたくさんの人を笑顔にしたい」という夢を叶えるために、
大学卒業後、石川県内の酒蔵(酒蔵加越)で3年間勤め、家業に就きました。
売り手や飲み手の目線はもちろん、造り手の熱い想いも一緒に届ける酒屋です。
日本酒と料理のペアリングや季節のオススメなど、多角的な面から日本酒のご提案をさせていただきます。